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髪を触りながら気にしている男性

髪質チェックでスタイリングが変わる!あなたはどのタイプ?

「なんでうまくセットできないんだろう?」「美容室と同じスタイリングが自分では再現できない…」

そんな悩み、実は髪質が関係しているかもしれません。


髪質には硬さやクセなどさまざまなタイプがあり、それぞれに合ったケアやスタイリングの方法があります。

自分の髪質を理解していないと、スタイリング剤の選び方や乾かし方、セットの順番までズレてしまいがちです。

そこで今回は、様々な髪質を解説しながら髪質のチェック方法などをわかりやすく解説します。

まずは自分の髪を知ることから、理想のスタイル作りを始めましょう。

 

 

髪の「太さと硬さ」で見る髪質分類

髪質を知るうえで、まず注目したいのが髪の「太さ」と「硬さ」

この2つの要素は、見た目の印象やスタイリングのしやすさ、髪の広がりやすさなどに大きく影響します。

たとえば、「髪が太くて硬い人」はボリュームが出やすく、「細くて柔らかい人」はペタッとしやすい…というように、髪質によって向いているスタイルやセット方法が異なるのです。

 

軟毛(なんもう)

軟毛は細く柔らかい髪質で、猫っ毛とも呼ばれます。

日本人の約20%が軟毛だと言われています。


ボリュームが出しにくく、スタイリング剤を多く付けてしまうとぺたんと髪がつぶれやすいのが特徴です。

また、髪を保護するキューティクルが少ないのも特徴のひとつです。

そのため、髪がダメージを受けやすいのでドライヤーやヘアアイロンの温度に気をつける必要があります。

 

普通毛(ふつうもう)

普通毛は太さ・硬さのバランスがとれた標準的な髪質です。

日本人の普通毛の割合は50%と言われており、最も多く見られるタイプです。

基本的にどんなスタイリングにも対応可能で、扱いやすいのが特徴です。

 

硬毛(こうもう)

硬毛は髪にコシがあり、太くて硬い髪質です。

日本人の30%が硬毛だと言われています。


毛量が多く見えやすく、ボリュームが出やすいですが動きが出しにくく重たくなりがちです。

スタイルが長持ちしやすく、カラーやパーマの効果が出やすい特徴がありますが、広がりやすい・まとまりにくいといったデメリットがあります。

 

髪の”形状”で見る髪質分類

髪質を見極めるうえで、もうひとつ重要なのが髪の「形状」です。

髪の毛は一本一本の断面やうねり方によって直毛・くせ毛・波状毛・縮毛などに分類され、それぞれでスタイリングのしやすさや広がりやすさ、湿気への反応が大きく異なります。

「朝セットしてもすぐ崩れる」「湿気の多い日はうまくまとまらない」

そんな悩みを抱えている人は、実は髪の形状タイプに合わないスタイリングをしている可能性があります。

 

直毛(ちょくもう)

直毛の説明とメリット・デメリットのイラスト画像

直毛は髪にうねりやねじれがなく、根元から毛先までまっすぐに伸びる髪質です。

ナチュラルで清潔感のある印象を出やすいのが特徴で髪のダメージも目立ちにくいです。

一方で、動きが出しづらい・ボリュームが出にくいというデメリットもあり、ヘアスタイルが崩れやすいです。

 

癖毛(くせげ)

癖毛は髪がまっすぐではなく、うねり・ねじれ・縮れなどの形状をもつ髪質です。

湿気や乾燥によって形が変わりやすく、日によって髪のまとまり方や広がり方が変わるのもくせ毛の大きな特徴です。

動きや立体感が出やすく、髪型に個性やニュアンスが出やすいメリットがあります。

一方で、湿度で広がったり、ダメージを受けやすく、乾燥・枝毛になりやすいといったデメリットも挙げられます。


くせ毛にはさらに細かく種類があり、以下のように分類されます。

 

波状毛(はじょうもう)

波状毛の説明とメリット・デメリットのイラスト画像

S字やゆるやかな波のようにうねるくせ毛で、緩やかで動きが出やすいのが特徴です。

日本人に多く見られる一般的なくせ毛タイプです。

 

捻転毛(ねんてんもう)

捻転毛の説明とメリット・デメリットのイラスト画像

髪の一本一本がねじれている状態で、触るとゴワゴワ・ザラザラとした手触りを感じやすいです。

毛流れが不規則で、広がりやすいのが特徴です。

 

縮毛(しゅくもう)

縮毛の説明とメリット・デメリットのイラスト画像

非常に強く縮れた髪質で、髪がチリチリ・クルクルと丸まるような形状をしています。

ボリュームが出やすく、うねりも強いのが特徴です。

生まれつきの遺伝によるものが多く、日本では少ないくせ毛タイプです。

 

連珠毛(れんじゅもう)

連珠毛の説明とメリット・デメリットのイラスト画像

髪の一部が数珠のように太くなったり細くなったりする珍しい髪質です。

非常に切れやすく、扱いが難しいのが特徴です。

 

簡単チェックでわかる!髪質診断ガイド

自分の髪がどんなタイプかを簡単に見極めてみませんか?

自分の髪質の「質感」と「クセの傾向」チェックしよう!

 

STEP1 髪の「太さ・硬さ」をチェック

髪の太さ・硬さから髪質を診断する質問画像
  1. 髪が太くて硬いと感じますか?
     →はい→【硬毛タイプ
     →いいえ→次の質問へ

  2. 髪が柔らかく、ぺたんとしやすいですか?
     →はい→【軟毛タイプ
     →いいえ→【普通毛タイプ

 

STEP2 髪の「形状(クセ)」をチェック

髪の形状・クセから髪質を診断する質問画像
  1. 髪がまっすぐで、クセがほとんどありませんか?
     →はい→【直毛タイプ
     →いいえ→次の質問へ

  2. 髪にS字のようなうねりがありますか?
     →はい→【波状毛タイプ
     →いいえ→次の質問へ

  3. 髪がねじれていたり、表面がザラザラしていますか?
     →はい→【捻転毛タイプ
     →いいえ→次の質問へ

  4. 髪が細く縮れてチリチリとしていますか?
     →はい→【縮毛タイプ
     →いいえ→【連珠毛 or 特殊な髪質の可能性あり

 

 

髪質を知れば、もっと髪が扱いやすくなる

髪型やスタイリングがうまく決まらないと感じたとき、見直すべきなのは「髪質」かもしれません。

髪の太さ・硬さ・形状・毛量などの特徴を理解することで、自分に合ったスタイリング剤・ヘアケア・セットの方法が見えてきます。


たとえば、ボリュームを出したいのか抑えたいのか、動きを出したいのかまとまりを重視したいのか。

髪質を正しく把握すれば、その悩みに最適なアプローチが選べるようになります。


自分の髪を知ることは日々のスタイリングをラクにし、なりたい自分に近づくための第一歩です。

ぜひ一度、自分の髪質を見直して、毎日のセットをもっと楽しく理想のヘアスタイルを手に入れましょう。

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