
センターパートってどんな髪型?似合う人の条件や100円ショップでできる簡単セット術も紹介!
センターパートは最近のメンズヘアスタイルの中でも特に人気の高い定番スタイルです。
前髪を真ん中で分けるだけのシンプルな髪型ですが、顔まわりをスッキリ見せたり、大人っぽく垢抜けた印象を与えたりと様々な印象にチェンジすることができます。
とはいえ、「自分に似合うのかわからない」「うまく前髪が立ち上がらない」という声も多いのが事実です。
実はセンターパートは、顔型や髪質に合わせた工夫やセットのコツを知るだけで、誰でもかっこよくキマるスタイルなんです。
そこで今回は、センターパートの基本から似合う人の特徴、さらにはカーラーを使った簡単セット術まで、初心者でもわかりやすく解説します。
今よりもっと垢抜けたい男性は、ぜひ参考にしてみてください。
センターパートってどんな髪型?
センターパートとは、前髪を真ん中で分けるスタイルです。
額や眉が見えることで顔まわりがスッキリし、清潔感や大人っぽさのある印象を与えてくれるのが特徴です。
シンプルながらも印象を大きく変える力があり、「なんとなく雰囲気が垢抜けた」と思われやすいのがこのセンターパートの魅力のひとつです。
韓国のK-POPアイドルや俳優などが取り入れていることもあり、Z世代を中心に人気が高まっています。
センターパートの魅力は、髪質や長さに合わせてアレンジしやすい点にもあります。
ストレートでナチュラルに仕上げたり、ゆるくアイロンで動きをつけたり、髪に少し立ち上がりを出して大人っぽさを強調したりと、同じ分け方でも印象を自在に変えられるのが強みです。
また、センターパートは髪を顔の左右に流すため、顔の輪郭を補正しやすく小顔効果も狙えるのがポイント。
丸顔の人はシャープに、面長の人はバランスよく見せられるなど、工夫次第で幅広い顔型に似合わせが可能です。
その一方で、「分け目がうまく決まらない」「前髪がぺたんと潰れてしまう」「自分に似合うかわからない」といった声も少なくありません。
しかし、適切なスタイリング方法とちょっとしたアイテムを使えば、初心者でも簡単にセンターパートをきれいに仕上げることができるのです。
センターパートが似合う人の特徴
センターパートは一見シンプルなヘアスタイルですが、顔の印象を大きく左右する髪型でもあります。
誰にでも似合いそうに見える反面、しっくりこないと感じる人も少なくありません。
では、どんな人にセンターパートが特に似合いやすいのでしょうか?
顔型や髪質、パーツのバランスなど、いくつかのポイントを紹介します。
額が広め・生え際がきれいな人
センターパートは前髪を真ん中で分けて額を見せるスタイルなので、おでこがある程度広く、生え際のラインが整っている人ほどバランスよく見えます。
特に、直線的またはなだらかな生え際だと分け目が自然に決まりやすく、仕上がりも美しくなります。
反対に、おでこが狭い・M字の生え際が目立つ人などは分け方によっては不自然に見えてしまうことがあります。
その場合は、前髪の根元をふんわり立ち上げたり、ゆるくパーマをかけて流れをつけることで似合わせていきましょう。
顔のパーツが中央寄りの人
センターパートは左右対称の髪型なので顔のパーツが中心に集まっている人(目・鼻・口の距離が近めの人)ほど、パーツのバランスが整って見えやすい傾向があります。
また、パーツが小ぶりで整った印象の人もセンターパートによって顔まわりに抜け感が生まれ、垢抜けた印象になりやすいです。
もちろん、パーツが外寄りの人でも「分け目の角度」や「前髪のボリュームの出し方」を工夫することで自分に合った見せ方を作ることが可能です。
髪にある程度の長さと柔らかさがある人
センターパートは髪を左右に流すスタイルのため、ある程度の前髪の長さ(最低でも眉下程度)と、動きを出しやすい柔らかさがある方がセットがしやすいです。
ミディアムヘア〜ショートボブ程度の長さがあると、分け目も安定し形もきれいに整います。
ただし、髪が短くても根元の立ち上がりをつけたり、スタイリング剤やカーラーなどのアイテムを活用すれば十分センターパート風のスタイルに仕上げることができます。
髪質に合ったアレンジを取り入れることで、誰にでも似合うのがセンターパートなのです。
顔の形が丸顔・卵型・逆三角形の人
センターパートは縦のラインを強調するスタイルなので、顔に丸みがある人ほどシャープで大人っぽく見えやすいのが特徴です。
逆に面長の人は縦長感が強調されやすいため、分け目の幅を狭くしたり、毛先にカールをつけてバランスを取る必要があります。
センターパートは縦のラインを強調するため、顔に丸みのあるタイプとの相性が非常に良いです。
センターパートには顔を引き締めて見せる効果があり、幼く見られがちな人でも大人っぽい雰囲気に見せやすくなります。
逆三角形型の人はシャープなフェイスラインとセンターパートの直線的な流れがマッチして、知的でクールな印象に仕上がります。
一方で、面長の人はセンターパートにすると縦長感がさらに強調されやすいので注意が必要です。
前髪に立ち上がりを出しすぎない・毛先に動きをつけて横のボリュームを足すなど、ちょっとした工夫でバランスを整えましょう。
センターパートは「似合う条件」がいくつかありますが、それを満たしていなくてもスタイリングの工夫やアイテムの使い方次第で誰でも似合わせることができる万能ヘアスタイルです。
次は、そんなセンターパートをきれいに整えるための簡単セット術をご紹介します。
初心者でも真似しやすい方法なので、ぜひ試してみてください。
センターパートがキマらない理由
根元の立ち上がりがつぶれている
センターパートの魅力を最大限に引き出すには、顔まわりの立ち上がりがとても重要です。
ぺたんと寝たような前髪では顔全体がのっぺりとして見え、清潔感やこなれ感が出づらくなってしまいます。
特に軟毛の人や髪が濡れたまま乾かす習慣のある人は、ボリュームが出にくくなりやすい傾向があります。
カーラーやロールブラシ、ドライヤーを使って根元を立ち上げる工程を加えて、髪に立体感を持たせましょう。
髪の流れが自然についていない
髪の毛は一人ひとり、「生えグセ・量・太さ・硬さ・毛流れ」が異なります。
そのため、なんとなく分けただけではうまく流れが作れず、毛先が外に広がったり、左右がアンバランスになってしまうことがあります。
特に初心者の方は、「とりあえず真ん中で分けてみたけど、左右のラインがそろわない」と悩むことが多いです。
そういった場合は、鏡を見ながらどこを立ち上げて、どこを抑えるかを意識して行いましょう。
最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返すうちに自分の髪のクセや流れがわかってきて、少しずつコツがつかめるようになるはずです。
スタイリング剤の選び方や使い方が合っていない
スタイリング剤を多くつけすぎて髪がベタついたり、逆に何もつけないことですぐに崩れてしまったりと、適切なアイテム選びができていないとセンターパートの魅力が半減します。
ナチュラルに仕上げたいときは、バームや軽めのオイル系がおすすめです。
また、ツヤを出したいならジェルやグリース系、マットな質感が好みなら軽めのワックスがおすすめ。
毛量や髪の硬さに合わないスタイリング剤を使うと、動きが出づらかったり、まとまりが悪くなる原因にもなるため、自分の髪質に合った質感を試しながら見つけていきましょう。
このように、センターパートがキマらない原因はほんの些細なことの積み重ねである場合が多いです。
そのため、正しい手順とアイテム選びを理解する必要があります。
髪の状態やクセに合わせてスタイリングを見直すことで、これまでうまくいかなかった原因がなくなり、理想の仕上がりに近づけるはずです。
DAISOのカーラーで解決!誰でもできる簡単セット術
うまく前髪が立ち上がらないなら、まず試してほしいのがDAISO(ダイソー)などで手に入る「カーラー」を使ったセット方法です
100円ショップで手に入るアイテムですが、実はプロの美容師やSNSでも話題になるほど優秀で、初心者でも簡単に自然な立ち上がりを作ることができます。
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DAISOカーラーで作る!センターパート簡単セット手順
- ドライヤーで全体を軽く整える
まずは、髪全体を軽くドライヤーで乾かしながら整えておきましょう。
分け目を三角形に分け取る
分け目の縦5cm・横4cmを目安に、三角形に分け取ります・
この範囲が仕上がりの印象を左右するので、丁寧にブロッキングしていきましょう。 - 前髪を斜め前に引き出してカーラーを巻く
分けた前髪をそれぞれ斜め前方向に引き出しながらカーラーを巻き付けます。 - 下側だけに10秒間、温風を当てる
ドライヤーの温風を下から当てるようにして10秒間キープします。
根本の中心を温めることで、カーラーに沿った立体感がクセづけされます。 - 冷風に切り替えて10秒間当てる
冷風に切り替えてさらに10秒間当てます。
冷やすことで形が固定され、長時間崩れにくくなります。 - カーラーを外して形を整える
カーラーを抜いたあとは、手ぐしで左右のボリュームや流れを整えます。
この方法なら、アイロンなしでもきれいなセンターパートが数分で完成します。
コスパも良く、毎日のセットがぐっと楽になるので、ぜひ一度試してみてください。
センターパートを長持ちさせるコツ
せっかく朝きれいにセットしても、時間が経つと分け目が崩れたり、ぺたんこになってしまう、そんな経験がある人も多いのではないでしょうか?
センターパートはシンプルだからこそ、ちょっとした崩れが目立ちやすいスタイルです。
そのため、センターパートを一日中キープするには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
そこで、今すぐに取り入れられるセンターパートを長持ちさせるためのコツをご紹介します。
根元にしっかり立ち上がりをつける
センターパートが崩れる原因の多くは、根元のボリューム不足です。
朝のセット時に、ドライヤーやカーラーを使って根元にしっかりと立ち上がりをつけておくと時間が経ってもぺたんとしにくくなります。
特に前髪の分け目部分は髪が寝やすい部分でもあるので、あらかじめ斜め方向に引き出しながらボリュームをクセづけするのがポイント。
温風で形をつくったあと、冷風でしっかりと固定するとキープ力が高まります。
このひと手間を加えるだけで、時間が経っても崩れにくくなり、ふんわりとした立体感を維持することができます。
スタイリング剤は髪質に合ったものをチョイス
使用するスタイリング剤も、センターパートのキープには大きく関わってきます。
たとえば、髪が柔らかくてぺたんとしやすい人には、軽めでキープ力のあるバームやミディアムホールドのワックスとの相性が良いです。
逆に、髪が太くて広がりやすい人は、まとまりやツヤ感を重視したジェルやグリース系のスタイリング剤を少量使うのがおすすめ。
どんな髪質でも共通して言えるのは、つけすぎないこと。
少量を手のひらにしっかりなじませてから使い、根元ではなく中間〜毛先にかけて手ぐしで形を整えるように塗布すると自然な仕上がりを保つことができます。
外出前に冷風で固定する
意外と見落とされがちなのが、ドライヤーの冷風機能です。
ドライヤーの冷風機能はスタイルを長持ちさせるための大事な仕上げのひと手間です。
熱で形をつけた後に冷風を当てることで、髪の形がしっかりと固定され、スタイリングのもちが格段に良くなります。
特に、分け目の根元やボリュームを出したい部分に冷風をあてることで、形崩れを防ぎながらナチュラルな質感を保つことができます。
手ぐしでこまめに整える
スタイリングを完璧にしても、外の風や湿気で崩れてしまうことは避けられません。
そんなときのために、手ぐしで整えるクセをつけておきましょう。
スタイリング剤に軽いバームやオイルを使っておけば、手ぐしを通すだけで元の形に戻しやすくなります。
センターパートをマスターして印象アップさせよう!
センターパートはシンプルなスタイルながら、ほんの少しの工夫や意識で大きく印象が変わる髪型です。
分け目の取り方、根元の立ち上げ、スタイリング剤の選び方、そして仕上げの冷風。
それぞれを丁寧に行うことで、初心者でもキマるキレイなセンターパートを作ることができます。
特に、カーラーを使った簡単セット術はコストも手間も少なく、毎日のスタイリングに取り入れやすい方法です。
さらに、崩れにくくするための冷風の活用や外出中の手ぐしリセットなども、スタイルをキープする上で非常に効果的です。
うまくキマらないと感じていた方も、今回紹介した手順やコツを取り入れることでセンターパートを自分の「得意なスタイル」に変えていけるはずです。
清潔感と垢抜け感を両立できるセンターパート、ぜひ明日からヘアセットに活かしてみてください。