
メンズにヘアブラシやコームは必要?ブラシとコームで印象が変わる理由
髪を整えるとき、手ぐしやワックスだけで済ませていませんか?
でも実は、ヘアブラシやコーム(くし)を使うかどうかで、髪の扱いやすさや見た目の清潔感に大きな差が出ることをご存じですか?
セットがキマらない、清潔感が出にくい、そんな悩みを抱える人こそ、道具ひとつで印象が変わるかもしれません。
そこで今回は、ブラシ・コームの役割、なぜ男性にも必要なのかを分かりやすく紹介します。
ヘアブラシやコームの役割は?
ヘアブラシやコームは、ただ「髪をとかす」だけの道具ではありません。
実は次のような様々な役割を担っています。
- 髪の流れを整える
- 寝癖やクセをなじませて、スタイリングのベースを作る
- 頭皮の皮脂や汚れを除去する
- ドライヤーやアイロンの熱を均一に伝える
- ワックスやオイルのなじみを良くする
ヘアスタイルを整えるだけでなく、頭皮ケア・髪質改善・時短にもつながるのが、ブラシやコームの強みです。
メンズにブラシやコームが必要な理由
男性は髪が短いため、「ブラシは女性のもの」というイメージを持ちがちです。
しかし、ヘアブラシやコームは髪が長い人のためだけの道具ではありません。
むしろ、短髪・くせ毛・スタイリングが多いメンズこそ、その効果が実感しやすいアイテムなのです。
清潔感・整い感が格段に上がる
ヘアブラシやコームで髪の流れを整えると、寝起き感やぼさっとした印象が消え、清潔感のある印象に変わります。
特にサイドや襟足がもたつきがちやショートヘアこそ、ブラシで軽く整えるだけで一気に整ってる感を出すことができます。
寝ぐせやくせ毛をなじませやすくなる
短髪でも、寝ぐせや毛流れのうねりはどうしても起きてしまいます。
そんなときにブラシやコームを使って、髪の根元から流れを整えるだけでドライヤーの効果も倍増します。
結果的にセット時間の短縮&スタイルの持ちアップにつながります。
スタリング剤をムラなくなじませられる
ワックスやバームなどを使ったとき、指だけでなじませるとムラや束の偏りが出てしまいます。
ここでコームを使うことで、毛束感を均等に整えたり、自然な束感を簡単に出すことができます。
髪・頭皮のケアにもなる
ブラッシングには整髪以外に様々な効果があります。
- 頭皮マッサージ効果→血行促進に繋がり、健康的な髪が育ちやすくなる
- 皮脂や汚れを除去→清潔になり、シャンプーの効果も高まる
- 髪全体に皮脂を分散→乾燥しやすい毛先を自然に保湿する
見た目だけでなく頭皮環境の改善にも貢献するのがブラッシングなのです。
ブラシとコーム、それぞれの違いと使い分け
「髪をとかす道具」として一括りにされがちなブラシとコーム。
ですが、この2つは形状も用途もまったく異なるアイテムです。
それぞれの特徴と、メンズにおすすめの使い分けを紹介します。
ヘアブラシの特徴と用途

特徴
- 面積が広く、髪全体を「面」でとらえて整える
- 毛先が丸く、頭皮にやさしく刺激を与えるタイプが多い
- 濡れた髪や寝ぐせ直し前の「ベース作り」に向いている
こんな時におすすめ
- 朝の寝ぐせ直し
- 髪全体のボリュームを調整したい
- スタイリング前の土台を整えたい
- 頭皮ケアを兼ねたい
コーム(くし)の特徴と用途

特徴
- 歯が細かく、毛流れをピンポイントで整えられる
- サイズが小さいので携帯に便利
- 仕上げやスタイリングの微調整に適している
こんな時におすすめ
- 前髪・襟足・分け目などを整えたい
- ワックスを均一になじませたい
- 毛束感・ツヤ感をきれいに出したい
- 外出先や仕事前にサッと直したい
おすすめの使い分け
シーン | 使う道具 | 理由・ポイント |
起床直後 | ブラシ | 髪全体を整えて寝ぐせを抑える |
ドライヤー前後 | ブラシ | 風を均等に当ててボリュームを調整しやすい |
スタイリング時 | コーム | ワックスをなじませたり、束感・毛流れの調整がしやすい |
外出先での直し | コーム | 小型で持ち運びやすく、狙った部分をサッと直せる |
今日から始めたい、男のブラッシング習慣
ブラシは髪全体を整える土台づく、コームは細部を仕上げるスタイリングツール。
毎日のスタイリングやケアを効率よく整えるために取り入れるべきアイテムです。
朝に数秒整えるだけで、そんなひと手間が清潔感・まとまり・垢抜け感に直結します。
まだ使っていないなら、一本持ってみませんか?