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美容師にうまく伝えるには?失敗しないオーダー方法を解説

美容室での仕上がりに「なんか違う…」と思ったことはありませんか? それは”オーダーの伝え方”に原因があるかもしれません。
髪型の仕上がりは、美容師さんとの情報共有で決まると言っても過言ではありません。
特にメンズカットでは、ちょっとしたニュアンスの違いが印象に大きく影響します。

そこで今回は、美容室で自分の希望をしっかり伝えるためのコツや、具体的なオーダー方法について紹介します。

美容室での失敗は9割が”オーダー”

理想のヘアスタイルになれなかった原因として多いのが、「うまく伝えられなかった」「イメージの共有不足」というケースです。
美容師は髪を切るプロですが、あくまであなたの伝えた情報をもとに施術を行います。

つまり、どれだけセンスの良い美容師でも、あなたの希望が曖昧では理想のスタイルにはなりません。
言葉だけで伝えようとすると抽象的になりがちなので、事前準備と工夫が必要です。

まずはこれだけ押さえよう!失敗しないオーダーの基本

ヘアスタイルのオーダーで大切なのは「具体的に、分かりやすく、パーツごとに伝える」ことです。
「短めでお願いします」や「スッキリした感じで」と伝えるだけでは、なりたいスタイルを正確に伝わらないことが多いです。

写真を見せるだけで9割伝わる

なりたいヘアスタイルがあるなら、口頭で説明するよりも”写真”を見せるのが圧倒的に効果的です。
InstagramなどのSNS、HOT PEPPER Beautyやサロンのヘアスタイルカタログなど、視覚的に伝えられるものを活用しましょう

フロント・サイド・バックの角度が分かる写真を複数枚見せることで、イメージの共有がより正確になります。
「この髪型の前髪の長さと、こっちの後ろの軽さがいい」など、複数の写真を組み合わせて説明するのもおすすめです!

隠さず話すのが理想の近道!

「おでこが広いのがコンプレックス」「ボリュームが出やすい」など、悩みや希望は遠慮せずに伝えることが大切です。
また、「朝は時間がないのでスタイリングが簡単な髪型がいい」など、ライフスタイルにあった希望も共有しましょう。

写真ってどう見せる?実際のオーダー例を紹介!

実際にどのように伝えればいいか、例を使って紹介します。

今回は襟足短めのショートウルフの写真で紹介します。 写真を2〜3枚見せながら、オーダーを伝えていきます。

トップを少し長めにして、全体的に自然なボリュームを残したい

前髪はセンターパートで、少し長め。顔周りに自然に落ちるような感じで。

耳元はスッキリさせたいので、耳が見える長さで


このように見せるだけでなく、具体的に補足することがポイントです。
「襟足が跳ねる癖をどうにかしたい」「髪が膨らむのはどうしらいい?」などコンプレックスや悩みを同時に伝えると、さらに理想のヘアスタイルに近づくことができます。

所要時間と料金もオーダーの一部

髪型の希望だけでなく、時間や予算もしっかり伝えることが大切です。

「今日は時間がないのでカットだけお願いします」
「〇〇円以内で済ませたいので、その中でできる範囲でお願いします」

このように、事前に伝えておくことでスムーズな施術が可能になります。
美容師さんにとって、限られた時間内でどう仕上げるかの判断材料にもなります。

Q&A:オーダーで困ったときは?

Q.途中で「やっぱり違うかも」と思ったら言ってもいい?
A.もちろん大丈夫です。施術中でも気になる点があれば遠慮せずに伝えましょう。

Q.髪型を決めていないまま美容室に行っても大丈夫?
A.大丈夫ですが、事前にざっくりと「イメチェンしたい」「今よりすっきりしたい」などの方向性を考えておくと施術がスムーズです。

Q.前回の仕上がりが気に入らなかったときはどう伝える?
A.「もう少し軽くしたい」「前髪が長すぎた」などの具体的なポイントを伝えましょう。前回の写真を見せながら伝えるのもおすすめです。

理想のヘアスタイルを手に入れるために

理想のヘアスタイルになるためには、”オーダーの伝え方”が鍵を握っています。
写真を見せたり、髪質やライフスタイルを伝えたりするだけで、驚くほどスムーズに希望が伝わるようになります。
最初はうまく伝えれなくても、少しずつ意識して伝え方を工夫していけば、美容師さんとの信頼関係も築けていきます。

ぜひ次回の美容室では、紹介した方法を活かして、自分史上最高のヘアスタイルを手に入れてください。