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メンズスキンケアの基礎を覚えて清潔感のある肌へ

近年、男性の美容や美意識が高まり、「男性もスキンケアをする」のが当たり前の時代になってきました。
とはいえ、「何から始めたらいいの?」「自分に合った方法がわからない…」と感じている人も多いはず。

でも実は、乾燥肌や脂質肌といった「自分の肌質」に合ったスキンケアをするだけで、肌はぐんと変わります。
ニキビやテカリ、カサつき井といった悩みも、毎日のちょっとしたケアで予防・改善できるのです。

そこで今回は、肌トラブルとさよならする基本のスキンケア方法を紹介します。


男性こそスキンケアが必須!

男性こそスキンケアが大切なのは知っていますか?
実は、男性の肌には女性とは違う「特徴」「弱点」があり、それを放っておくと肌トラブルの原因になってしまうのです。

その理由はが以下の通りです

  • 女性に比べて皮脂量が多い
  • 男性の肌は乾燥がしやすい

女性に比べて皮脂量が多い

男性の肌は、女性よりも約2〜3倍の皮脂が分泌されると言われています。
そのため、テカリやベタつき、毛穴の詰まりが起こりやすく、ニキビや吹き出物ができやすい肌環境になっています。

皮脂が多いからといって洗いすぎたり放置したりすると、肌のバリア機能が乱れて、かえって肌荒れが悪化することもあります。

なので、適度な洗顔と保湿ケアで、皮脂バランスを整えることが大切です。

男性の肌は乾燥しやすい

男性の肌は「水分量」が女性より少ないという特徴があります。

皮脂は多いのに水分が少ない「インナードライ肌」になりやすく、これが乾燥・赤み・かゆみ・ヒリつきなどの原因になります。

ひげ剃りなどの摩擦ダメージで、肌のバリアが失われやすいのも男性ならではのポイントです。
しっかりと保湿することで、肌のうるおいを保ち「インナードライ肌」にならないようにしましょう。

メンズスキンケの基本

「スキンケア」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実はとてもシンプルです。

スキンケアの基本はたったの3つです。

  • Step.1 汚れを落とす(洗顔)
  • Step.2 水分補給(化粧水)
  • Step.3 油分でふたをする(乳液)

「まず何からすればいいか分からない」という方は、まずはここからスタートしましょう!

Step.1 洗顔 – 初めに汚れを落とそう!

まず初めに、余分な皮脂や角質、ホコリなどの汚れを落とし、肌を清潔な状態にすることが大切です。
後に使う化粧水や乳液などの保湿アイテムが、肌に馴染みやすくなる効果もあります。

1.ぬるま湯で顔を濡らす

ぬるま湯で顔を予洗いします。 お湯は32〜34℃くらいの体温より少し低い温度がベストです。
熱すぎると必要な皮脂まで落としてしまうので注意してください。

2.洗顔料を手に取り、しっかり泡立てる

洗顔料を手のひらに取り、しっかりと泡立てます。 手のひらを逆さにしても泡が落ちない程度に泡立てるのがベストです。

泡を立てるのが難しい場合は、市販の泡立てネットを使う、泡で出てくるポンプタイプの洗顔料を使いましょう!
※泡立てせずに使うタイプもありますので、製品の使用方法をよく読んでお使いください。

3.泡を顔にのせ優しく洗う

泡を顔にのせ優しく洗います。
洗い忘れがないように、泡をのせるのは5点置き(おでこ・鼻先・あご・両頬)にのせるのがおすすめです。

洗う際は、ゴシゴシ洗わないこと!
顔の内側から外側に向かって、手のひらで泡をクルクル転がすように優しく洗います。

顎ラインや耳の前、小鼻の脇などは忘れやすいので意識して洗いましょう!

4.すすぎ残しがないように洗い流す

ぬるま湯(32〜34℃)で洗顔料をすすぎ流します。
温度が熱すぎると必要な油分まで洗い流してしまい、乾燥の原因になってしまうので注意しましょう!

Step.2 化粧水 – 肌のうるおいをチャージ

洗顔後は肌が乾燥しやすくなっているので、すぐに化粧水で保湿します。

「化粧水」は肌の角質に水分を与え、「乳液」は肌に皮脂膜を形成しうるおいをキープしてくれます。

化粧水で与えた水分は時間が経つと蒸発してしまうので、Step.3の乳液も欠かさず使用しましょう!

1.化粧水で肌に水分を与える

化粧水を手に取り、手のひら全体に広げます。 包み込むようなイメージで肌全体に馴染ませていきます。

化粧水の適量は、500円玉大程度が一般的な目安です。
製品によって使用量も違うので、製品の使用方法をよく読みましょう!

2.ハンドプレスで浸透力を上げる

ハンドプレス」は、手のひらで顔全体をやさしく包み込むように押さえるテクニックです。

両手のひらで顔をそっと覆うようにして、数秒間ゆっくりと押さえます。

摩擦を加えずに肌へしっかり浸透させることができます。

3.シートマスクでさらに水分を!

シートマスク」は美容液がたっぷり染み込んだフェイスパックです。

化粧水だけでは補いきれない水分・栄養をしっかり与えることがきます。
肌に密着させるので浸透力も高く、栄養成分もしっかり浸透します。

Step.3 乳液 – 油分でふたをして閉じ込る

化粧水だけだと、せっかく与えた水分が蒸発してしまうので、乳液を馴染ませて「ふた」をします。
ふたをすることで、肌に与えた水分を逃さず、うるおいをキープすることができます。

乳液を顔の中心から外側に向けてやさしく伸ばしていきます。 適量はパール粒程度が一般的な目安です。

ニキビ肌のスキンケア

「ニキビがある時もスキンケアしていいの?」「スキンケアをするとニキビが悪化しそう…」と思っていませんか?

ニキビ肌には「やさしいスキンケア」が必要です。
むしろ、正しいケアをしないとニキビが長引いたり、跡が残ってしまう可能性もあります。

大切なのは刺激を与えず、清潔に保ち、しっかり保湿することです!
ニキビがある方には「ノンコメドジェニックテスト済み化粧水」をおすすめします。

ノンコメドジェニックとは

コメド」とは、ニキビの元になる毛穴の詰まり(白ニキビ・黒ニキビ)のことです。

「ノンコメドジェニックテスト済み」の製品とは、ニキビの元(コメド)ができにくいことを確認するためのテストをクリアした製品のことです。

つまり、ノンコメドジェニックテスト済み化粧水 = ニキビができにくいように設計された化粧水なのです。

ノンコメドジェニックテスト済みかどうかは、製品のラベルや公式サイトに記載されているので確認してみましょう!
※「ノンコメド=絶対にニキビができない」というわけではないので注意

まずは”続けること”が一番のスキンケア

スキンケアの基本は「洗う・うるおす・守る」の3ステップです。 続けることで肌は確実に変わっていきます。

肌が整えば気持ちも整い、清潔感のある肌は第一印象もグッと上がります。

スキンケアは毎日の積み重ねが大切です。
自分に合った方法で、無理なく続けていきましょう!