
メンズのための鼻の黒ずみ・いちご鼻ケア!NG行動と改善方法を紹介
鼻の黒ずみ(いちご鼻)は、毛穴に詰まった角栓や汚れが酸化した状態のもので、放っておくとどんどん目立ってしまいます。
男性は皮脂分泌が女性に比べ多いので、黒ずみや毛穴開きが起きやすく、正しい知識とケア方法を知らなければ改善が難しいです。
そこで今回は、メンズに多い鼻の黒ずみの原因からケア方法までわかりやすく紹介します。
目次
鼻の黒ずみってなに?

鼻の黒ずみは、毛穴に詰まった皮脂や角質が酸化して黒く見える状態のものです。
これはいわゆる「角栓(かくせん)」と呼ばれるもので、皮脂や古い角質などが混ざって毛穴の中に溜まることでできます。
時間が経つと空気に触れて酸化し、黒ずんで見えるのが特徴です。
毛穴がポツポツ黒く見えたり、ザラザラしていたりする場合は黒ずみが進行しているサインです。
メンズに黒ずみができやすい理由
男性は女性に比べて皮脂の分泌量が多く毛穴も大きいため、角栓ができやすく、詰まりやすい傾向があります。
また、以下のような行動も黒ずみを悪化される原因です。
- 洗顔不足、または洗いすぎ
- 皮脂を落としすぎて乾燥している
- 手や指で無意識に顔を触る
- 毛穴パックやスクラブのやり過ぎ
- スキンケアをしていない
今日からできる!正しい黒ずみケア

鼻の黒ずみを改善するには、「取り除く」よりも「育てる」ケアが大切です。
ごっそり取るのではなく、肌の状態を整えながら自然に角栓ができにくい環境を作ることが黒ずみ解消の近道です。
やさしい洗顔で皮脂と汚れを落とす
朝番1日2回、ぬるま湯+しっかり泡立てた洗顔料でやさしく洗いましょう。
黒ずみの元になる角栓は、皮脂と古い角質の混ざりものです。
朝は寝ている間に分泌された皮脂やホコリを、夜は1日分の汚れや整髪料の残りを落とすイメージで洗顔しましょう。
ゴシゴシ洗わず、泡で包み込むように優しく洗うのがポイントです。
熱すぎるお湯やゴシゴシと洗うと、肌のバリア機能を壊し、逆に皮脂分泌が増える原因になります。
クレイ系洗顔料や酵素洗顔で角質ケア
週に1〜2回、毛穴の汚れを吸着するクレイ洗顔料や、角栓を分解する酵素洗顔を取り入れると黒ずみケアに効果的です。
- クレイ洗顔:毛穴汚れや皮脂を吸着する力が強い
- 酵素洗顔:タンパク質を分解して角栓をゆるめる
やり過ぎは肌の乾燥を招くので、週に1〜2回がおすすめです。
肌にかゆみが出たり、ピリつきを感じたら使用頻度を減らしましょう。
保湿で皮脂バランスを整える
肌が乾燥すると、「もっと皮脂を出して守らなきゃ」と身体が反応して、かえって皮脂分泌が過剰になります。
皮脂が多くても、実は乾燥している「インナードライ」状態になっていることもあります。
しっかり保湿して、皮脂を出しすぎない肌環境をつくりましょう。
紫外線対策をする
意外に見落とされがちですが、紫外線は毛穴の黒ずみや開きを悪化させる要因のひとつです。
紫外線によって肌が酸化すると、皮脂が変質しやすくなり、黒ずみが目立つ原因になります。
外出時は春〜秋だけでなく、冬も日焼け止めを使う習慣を持ちましょう。
肌が弱い人は敏感肌用など、肌負担の少ないものから試すと安心です。
一度で落とそうとしない
黒ずみを早くなくしたいあまり、毛穴パックなどに頼ってしまいがちですが、これは逆効果なってしまう方法です。
無理に角質を取っても、毛穴は開いたまま、皮脂はまた詰まり、悪循環が始まっています。
大切なのは「詰まりにくい肌」をコツコツ育てていくことです。
1日2日で変わるものではありませんが、正しい洗顔と保湿を続けていくことで、肌は確実に変わっていきます。
ケアを続けても改善しないときは?
セルフケアを続けても黒ずみが改善しない場合や毛穴の開きが気になるときは、皮膚科や美容皮膚科への相談も視野に入れましょう。
逆効果になる黒ずみ対策
「黒ずみを取りたい」と思ってやりがちなケアは実は逆効果かもしれません。
以下のようなケアは、一時的にはスッキリしても、結果的には毛穴を傷めて黒ずみを悪化させるリスクがあります。
毛穴パックのやりすぎ
角栓をごっそり取れる感じが気持ちよくても、肌に強い負担がかかってしまい、毛穴がさらに開いてしまう原因になってしまいます。
スクラブ洗顔を毎日行う
スクラブは角質ケアには有効ですが、やりすぎると肌のバリア機能を壊して逆に皮脂分泌を増やしてしまいます。
黒ずみを押し出す
指やピンセットで角栓を押し出してしまうと、炎症や色素沈着、毛穴の開きが悪化してしまいます。
焦らず続けることが黒ずみ解消のカギ
鼻の黒ずみは、一度でなくなるものではありません。
正しい洗顔と保湿を地道に続けることで、確実に目立たなくなっていきます。
継続が清潔感のある肌への近道です。
まずは基本的なケアで肌を整えることから始めましょう。